謎に包まれた宿泊施設『星の文化館プチホテル』夜はどんな風に過ごすの?行ってみた感想

星の文化館プチホテルってどんなところ?

「星の文化館」は、福岡県八女市星野村にある天体観測室で、「プチホテル」は夜の天体観測会のあとにそのまま泊まることができる宿泊施設です。

いつか息子を連れて行きたいと思いつつも、時は流れ、気付けば息子も中学生。あれよあれよという間に声変わりし、最近では口元にもわっとヒゲまで生えはじめ…。

いかん!これ以上もたつくわけにはいかない。ということで行ってきました。(結局息子は行かれず、星にまったく関心のない娘2人を連れていくことに笑)

星の文化館プチホテル 夜の過ごし方

宿泊は、以下の3つだけ押さえておけば大丈夫です

  1. プラネタリウムまでに到着する(夜9時)
  2. 夕飯がないため、お弁当を買うか食べてくる
  3. 子供用の浴衣はないのでパジャマを持参する

夜はこんな感じで過ごします。

16:00
チェックイン
16:30~21:00
自由時間

・お風呂(または温泉)
・部屋で夕飯を済ませる
・天体ラボを見学
・ホテルのお土産屋さんを物色

21:00~22:00
プラネタリウム

・1回目:21:00~21:30
・2回目:21:30~22:00

あらかじめ言われた時間にロビーに集合

22:00~23:00
天体観望会

お子さんが眠たくなったら途中退席できます

24:00
天文台・天体ラボ消灯

星見展望台は夜間も出入り自由です。宿泊者のみ館内から上に上がれるので安心です。

方向音痴の私が道を間違わずに着けたことが奇跡

その日は子どもの学校があったので、福岡市を夕方に出発。八女インターを降りて、ゆめタウンで夕飯を食べてから向かいました。

途中からだんだん道が暗くなり、ついには街灯もなくなり、後ろから娘たちの容赦ない「ねーまだ?」に耐えながらなんとか夜19時半に到着。この明かりを見た時の安堵感といったらもう…笑。

電子レンジは通路にいくつか置いてあり共有します。

チェックインを済ませ、お部屋まで案内してもらいます。通路にも暖房がついていて嬉しかったです。

プラネタリウム

21時、プラネタリウムがありました。こじんまりしてます。上映時間は約30分。

福岡市科学館のプラネタリウムの映像の美しさを知っている方は、正直少し物足りなさを感じてしまうと思いますが、内容は子どもにもわかりやすくて良かったと思います。

天文観測室での宿泊者限定の天体観測会

はやぶさ2展示室

22時。宿泊者全員が集まる天体観測会です。

宿泊者は24時までここを自由に出入りできます。

最初は「はやぶさ2」についてのお話。1/2の大きさの模型が展示されています。JAXAから詳しい図面をもらって作られたそうです。

かなり細かい所まで忠実に再現されていて、ここまでしっかり作りこまれている物はJAXA以外の施設では珍しいそうです。

はやぶさの解説をする職員の方。この方がまた物腰がやわらかくて子どもたちの先生にピッタリ。

「はやぶさ1号機と2号機の違いが何かわかる人いますか?」という質問に小学生の小さな男の子が、2人「はい!」と手を上げて答えます。2人とも同じ答えでしかも正解だったからびっくり!レベル高すぎ。

そのほか、はやぶさ2が「りゅうぐう」からどのように砂を持ってきたか、エンジントラブルのときのエピソードなどなど、なかなか面白いお話がありました。

科学館とかでよく見るあれです

ビリヤード台みたいな青い台は、ボールをうまくターゲットに当てて穴に吸い込ませる遊び。

惑星の引力を利用して、宇宙船ができるだけエネルギーを使わずに軌道変更したり、勢いに乗って効率よく地球に戻る「スイングバイ」という技術を表しています。

君たちも何かを学びなさい。

賢そうなご兄弟がスイングバイに没頭している隣で、宇宙人と記念撮影する我が家の娘たち笑。

「宇宙はどのように生まれたのか?」「人間の材料はどこから来たのか?」という壮大なテーマの図。(に背を向けて座る私。)

みんなで屋上の星見展望台に移動。この日は雲が多くて星は見られそうになく、月なら見えるかな~という感じでした。

九州で1番大きい望遠鏡

望遠鏡のある天体観測室に移動します。ここでは約45分~1時間かけて望遠鏡の解説や、月や星を覗いたりします。

これは4年前に入った口径100cmの望遠鏡で、九州で一番大きい望遠鏡だそうです。

なんとなくガンダムに見えますよね。実は当時の担当者がガンダム好きで、このような姿になったそうです。何でも言ってみるものですね笑

望遠鏡を動かすときは、パソコンを使っていました。

職員の方の声が少し入っていますが、こんな風に子どもたちにわかりやすく説明してくださいました。

こんなに大きな望遠鏡ですが、覗くのはここ。

残念ながら雲が多く、この日は月や星を見ることが出来なかったのですが、職員の方が本当に優しい方で、雲が薄くなるたびに何度も全員に望遠鏡をのぞくチャンスをくれて、終わりの時間を過ぎても「あと20分くらいいいですよ」と言ってくれてました。

開いた天体窓から冷たい外気が入ってくるので冬は防寒着のご用意を

何万年後は違う星が北極星になるという興味深い話も。

あとは、まもなく爆発してなくなるペテルギウスの話とか、宇宙の中で「まもなく」というのは10万年後も含まれていますとか、いろいろなお話がありました。

宇宙の観測ができる一番外側は、138億光年だそうで、その先に何があるかまだわかってないとのこと。

138億光年先のことを考えている人もいるのに、明日の夕飯さえ考えていない私。(星より違うことばかり考えちゃう日)

ちなみにこの画面の説明に使われていたのは、国立天文台の「Mikata」というソフトウェアで、無料でダウンロードができます。

Mikata 公式サイト

翌朝

窓からの眺め。

あたりは音1つなく本当に静かで、ぐっすり眠ることができました。

インスタント味噌汁がついてるので、ポットのお湯で作ります。

フロントにお弁当を取りに行きお部屋で食べました。ごはんがあたたかくて嬉しい!

星の文化館 ショップ

ハヤブサグッズコーナーもありました。

お土産屋さんは充実してます。宇宙食、星のイヤリングなどなど、宇宙や星に関するあらゆるものが売ってます。ワインや一風変わったトイレットペーパーも。

感想

色々考えずにもっと早くくればよかったです。星は見えなかったですが、それでもプチホテルは特別な思い出になりました。

九州弁「晴れますけん」にかけてるそうです

帰りに天候不良で星が見れなかった場合に渡される『晴れます券』をいただきました。次回1000円引きで泊まれるそうです。次は一緒に来てくれるかな、息子。

星の文化館プチホテル 宿泊料

利用時間 チェックイン
16:00
チェックアウト
10:00
プチホテル
(ツイン・和室・ファミリー)
大人(中学生以上) 7,638円
小人(4才~小学生) 3,565円
カプセルホテル
(スターキャビン)
大人(中学生以上) 4,584円
小人(4才~小学生) 2,547円

※料金には、プラネタリウム・天体観測会・朝食のお弁当(味噌汁付き)が含まれています。

※チェックイン時に温泉チケットを購入すると、近くの温泉「星の温泉館きらら」にお安く入れます。

「星の温泉館きらら」の情報はこちら

福岡県居住者限定の地域観光事業支援クーポンを使って予約された方は、宿泊者全員の住所氏名が確認できる身分証明書をお忘れなく。(健康保険証・マイナンバーなど)

星の文化館プチホテル 部屋の種類

お部屋は4タイプあります。テレビはどのタイプの部屋にもありません。

①ツイン(2~3人)

画像:星の文化館

私たちが泊まった部屋はこのタイプです。3人の時はベッド1台追加できます。

②和室(3~4人)

星の文化館

添い寝が必要なご家族や、祖父母同伴の方にいいですね。

③ロフト(3~6人)

星の文化館

人数が多い時はここですね。

④スターキャビン

私的に一番謎めいていたのがここです。帰りにすこし見せていただきました。

となりとは壁で区切られていますが、出入口は同じ空間なので、お隣に他のグループがいらっしゃるときは、音に少し配慮が必要かもしれません。

ただ私が宿泊した時(2021年11月)は、「コロナの関係で今は1日1組のみ」とおっしゃっていたので、今なら音を気にしないで泊まることができます。

ベッドにコンセントがあります。

ホテルの方によると、小さいお子さんが「一人で寝たくない」と言い出したり、年配の方がはしごに苦戦したりがあるそうです。

写真:スターキャビンの天井(朝)電気を消したら綺麗なはず☆

夜、電気を消すと、天井に満天の星がキラキラするそうですよ。(*´艸`*)

他人と同室になることはあるの?

ありません。

左側に1グループ(4名まで)、右側に1グループ(2名まで)1日に2組です。

スターキャビンにお風呂はある?

スターキャビンにはお風呂はなく、シャワー室のみです。

アメニティや設備は他の部屋と同じように用意されています。プチホテル宿泊者の多くが近くの温泉を利用しているそうです。

他の部屋とスターキャビンの違うところは?

違いは3つくらい

  1. お部屋にトイレと湯船がない
  2. 子どもが急に一人が怖いといわれても添い寝が難しい(なだめる親力が試される笑)
  3. ソファーがない(家族でUNOとか無理)

このくらいでしょうか。ソファーはないですが、天体ラボにいくつかあるので、そこでゆっくりできます。

スターキャビン宿泊者の専用スペースにトイレとシャワーがあり、そこは他の宿泊者は使いません。

狭いですが、やっぱりスターキャビンの魅力はなんといってもスペースシャトルみたいなこの内装ですよね!宇宙好きなお子さんならワクワクしちゃうと思います。きっと忘れられないお泊り体験となるでしょう。(*^_^*)

お部屋の中の様子

私たちが泊まったツインのお部屋です。

写真はベッド追加前。

予約時は「3人一緒に寝るのでべッド2つで大丈夫です」と伝えたのですが、結局1つ追加してもらいました。(くっつけたベッドの真ん中(凹み)に誰が寝るかで醜い争いが始まったため)

暖房はよく効いて温かったのだけど、消すとすぐに寒くなるのでつけっぱなしで寝ました。部屋の空気がとても乾燥したので濡れタオルを干して寝ました。

お茶、インスタントコーヒーがあります。到着時にポットのお湯がすでに沸かされていて嬉しかったです♡

普通のホテルにあるようなものは全てそろってます。浴衣は、ワッフル生地の長めのシャツタイプ(前ボタン)です。子ども用の浴衣はありませんのでお子さんはパジャマが必要です。

バスタオル1枚・フェイスタオル1枚・浴衣・ハンドソープ・ボディソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー、ボディー用スポンジ・綿棒・コットンパフ・歯ブラシ・シェイバー・折り畳みブラシ。フェイスタオルは家に持ち帰ってよいそうです。

お風呂はこんな感じ。

お手洗いはウォッシュレットでした。全体的に木目調であたたかみのあるお部屋です。

星の温泉館きらら

到着が遅くなってプラネタリウムまでに温泉が間に合わない時は、温泉チケットを翌日に使うこともできます。

大人(中学以上) 小人(4才~小学生)
通常の入浴料 520円 260円
プチホテルの温泉チケット 300円 150円
入浴時間 10:00~22:00
(最終入浴21:30)

温泉の詳細はこちらの記事に書いています。

星野村【星の温泉館きらら】満天の星を眺めながら露天風呂。畳もあってゆっくりできます。

星の文化館プチホテル 基本情報・アクセス

MEMO
  • 星の文化館
  • 〒834-0201 福岡県八女市星野村10828−1
  • 休館日:毎週火曜
  • 電話:0943-52-3000
  • 駐車場:30台(無料)
  • 無料Wi-Fi:あり

星の文化館公式サイト

福岡県民向け観光キャンペーン「避蜜の旅」

山道を登っていくとこの看板が出てきます。これを右に曲がると到着します。

 

ここから車で1~2分です
星野村【星の温泉館きらら】満天の星を眺めながら露天風呂。畳もあってゆっくりできます。
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