友泉亭公園は日本庭園が美しいことで知られ、秋に色づくイロハモミジ、ノムラモミジ、ハゼは毎年多くの人を魅了しています。紅葉は今見頃を迎えています。
目次
友泉亭の紅葉 見頃はいつ?
伺ったところ、だいたい11月中旬~12月の第1週くらいまでが見頃だそうです。
今年の様子(11月17日)
2021年11月17日に訪れたときの紅葉です。友泉亭の方によると「いま6割くらい」だそうです。
紅葉のグラデーションが美しいですね。
携帯カメラ(加工なし)でこの美しさ。
天候にもよりますが、12月1週目くらいまでということですから、まだしばらく楽しめると思います(*^^*)
友泉亭ってどんなところ?
友泉亭は、江戸中期、黒田継高(くろだつぐたか:黒田家血統最後の福岡藩主)の別荘として使用されていました。
黒田継高といえば、雷山千如寺の大楓の木を植えた人でもありますね!県内のこういう歴史のある場所を訪れるたびに、黒田家あっての福岡なんだなぁとつくづく思います。
その後、福岡市が日本庭園として整備し、平成10年に市の指定名勝となりました。現在は歴史公園として親しまれています。
車で通るたびに「いつか…」と思っていたけれど、この重厚な門をみると、なんとなく「一般ピーポーお断り」と言われてるようで入れなくて笑。
でも、えいっと入ってみたらなんてことない。
靴を脱いで中に入ってみます。
畳17畳の書院造りの大広間が。いや~綺麗。
「抹茶を召し上がってみますか?」と言われたので頼んでみました。はじめて飲みましたがおいしかったです。
この日は2組のご家族の結婚撮影が行われていて、
和装の花嫁さんがはずかしそうに写真を撮ってもらってました。朝から良いものを見させていただきました。
立派な錦鯉がいっぱい。エサもあげられます。
庭園内は滝や小川が流れてて、落ち着いた雰囲気がとても心地よいです。
池の周りをぐるっとお散歩できるようになっています。
あまり広くありませんが、黒田藩の別荘として使われていたころは、現在の10倍ほどの広さがあったそうです。さすが黒田家!
藁ぶき屋根の如水庵は、黒田如水(福岡城を築城した黒田長政の父)にちなんで名づけられたもので、中は本格的な4畳半の茶室があります。
黒田家から寄贈された小田原産の根府川石(ねぶかわいし)。東京のお屋敷から移設したもので、現在ではほとんど採れない名石だそうですよ。
友泉亭には、別名「春モミジ」と呼ばれる「ノムラモミジ」という品種もあります。新芽がすでに赤く、夏にいったん緑になったあと、また秋に赤くなるのだそうです。
終わりに
働いてる作務衣のおじさまが、タカみたいな大きな鳥に向かって一生懸命石を投げていました。聞くと、「池のね、ブンッ!(石を投げながら)コイをね、ブンッ!捕まえて食べちゃうんだよ~。」見るのは楽しいけれど、働いている人にしかわからないご苦労があるものですね笑。
敷居が高そうで行けなかった友泉亭ですが、入って見たらとても親しみやすくて良い場所でした。
友泉亭 入園料
大人 | 200円 |
中学生以下 | 100円 |
小学入学前・65歳以上 | 無料 (証明書が必要) |
友泉亭 開園時間
開園時間 | 9:00~17:00 |
休園日 | 毎週月曜日 ※当日が祝日の場合はその翌日が休日 |
友泉亭 駐車料金
普通車 | 1日300円 |
友泉亭 基本情報
- 友泉亭公園
- 〒814-0122
福岡市城南区友泉亭1−46 - TEL:092-177-0415
- トイレ:あり
- 営業時間:9:00~17:00
- 入場料:大人200円/小人100円
- 休園日:月曜
-
西鉄バス
12番系統「友泉亭」下車 徒歩5分13・16・54・96・113系統「友泉中学校」下車 徒歩10分
- 駐車場:300円(20~30台)
友泉亭 駐車場
第1駐車場(約8台)
門の手前に8台ほどあります。
第2駐車場(約20台)
門から50mほど進むと第2駐車場があります。
あまり台数がないので、紅葉の時期にもしいっぱいでしたら、近隣のコインパーキングになります。
または、ここから歩いて2分くらいの距離にイオン笹丘があります。(地図を開く)
イオン笹丘で何か買い物をすれば2時間無料、2,000円以上で4時間無料になります。