【ランプライトブックスホテル福岡】24時間カフェ&書店つきホテルに子連れで泊まってみた感想。

ランプライトブックスホテル福岡ってどんなところ?

12月1日に福岡天神(大名)にオープンしたランプライトブックスホテル福岡。1階に24時間営業の書店とカフェを併設しているホテルです。

最初は1Fの書店とカフェに行く予定だったのですが、こういう所に泊まった時に本当に夜通し本を読むのか試してみたくなり、小学娘と1泊することにしました。

8F建てのひょろ~っとしたビル。客室は104室あるそうです。

場所は、運転が苦手な私の心臓バクバクエリア「大名」だいみょうということで、今回は車をやめてバスで天神駅➡徒歩でホテルへ。

天神駅から約750m(徒歩9分)、警固公園からほぼ直線距離400m(徒歩5分)くらいで到着。

ランプライトブックスホテル福岡 1F書店&カフェ

テレビの取材が来てました。

中は本がぎっしり。約4000冊あるそうです。主に「ミステリー」と「旅」関係の本が多いです。

本は販売していますが、カフェ利用者は自由に読むことができ、また宿泊者は1回2冊までお部屋に持ち込むことができます。

こないだテレビで最終回だった「日本沈没」がありますね。

全部写真に収めきれないので、ミステリー作家の名前だけでも。

黒川博行・松本清張・宮部みゆき・湊かなえ・今野敏・佐々木譲・皆川博子・三津田信三 ・深水黎一郎・船戸与一・麻耶雄嵩・中田永一・永嶋恵美・白石一文・林芙美子・泡坂妻夫 etc…

外国人作家もありました。アガサクリスティー・スティーヴンキング・エラリィクィーン・スティーヴハミルトン・トマスハリス・デニスルへイン・ジェフリーディーヴァ―・サラウォーターズ・ケンフォレット・ジョンハート・ジョンルカレ・ピエールメートル etc…

数は多くありませんが、子どもの児童書、絵本もありますよ!タイトルも旅や冒険をテーマにした本が多く見られます。

こちらは目的地別旅の本。

よく見ると、「食」「建物」「雑貨」「本屋めぐり」「温泉」などいろいろなジャンルの本がありました。ラーメン本もありましたよ。

写真手前がホテルの受付です。支払いはチェックイン時に済ませます。

これにサラダ・飲み物が付きます。

チェックイン時に翌朝の朝食をこの中からオーダーします。飲み物は当日の注文ができます。※朝食なしの素泊まりもあります。

ランプライトブックスホテル福岡 設備

1Fにある電子レンジ、自販機、製氷機

自販機、電子レンジ、氷などは各階にはなくすべて1Fに。(部屋に電子レンジはありません)

1Fにあるロッカーとコインランドリー

ロッカーはコインロッカーではなく、暗証番号をセットするタイプ。また、自転車ロックみたいなワイヤーのカギが伸びていて、スーツケースのような大きな荷物を下に置いておくことができます。

1Fの喫煙室・カフェのトイレ

お部屋は全室禁煙なので、1Fに喫煙室があります。カフェのトイレもここ。

非接触式のエレベーターで、手をちょいちょいって上にあげると動き始めました。

ランプライトブックスホテル福岡 お部屋の中

お部屋は4タイプ。

タイプ 人数 広さ
スタンダードダブル 2名 14平米
スタンダードツイン 2名 16平米
モデレートツイン 2名 16平米
スーペリアツイン 3名 17平米

参考:たたみ7.5畳でだいだい13.6平米です。

ここは私たち親子が泊まったスタンダードダブルのお部屋です。正直、最初に部屋に入った時の印象は「狭い。」でしたが、時間が経つとすぐに慣れました笑。

他のタイプのお部屋を見てみる(公式サイト)

ベッドのとなりにコンセント2つと、USB1つの差込口。

右のスイッチは天井のライトと、ベッド上の小さなランプのスイッチ2つ。どちらもつまみで明るさの調節可能。

下にあるのは空気清浄機です。

クローゼットはありません。ドアのすぐ後ろに壁にラックがくっついていて、そこに洋服をかけます。徹底的に無駄を省いた造り。

机と椅子はないけど、デスクランプがあるので、ソファーの向きを変えて机と椅子のように使えます。

この奥がバスルーム。ドアノブがないと思ったら、引き戸で。ここにもスペースを一切無駄にしないぞ、という意志を感じます笑。

ここにあるのは、バスタオル×各1、タオル×各1、歯ブラシのみ。

必要なアメニティーはチェックイン時に、カゴの中から必要なものだけをもらってきます。(シェーバー、綿棒、ブラシ、コットンあり)

ウォシュレットトイレ。

一応ボタンがありますが、非接触で自動洗浄でした。

と、ここであることに気づく。トイレが独立しているということは・・・

トイレとお風呂が別々はポイント高し。

お風呂に洗い場がある!ホテルってたいてい一緒ですもんね。洗い場があるとないのとでは大違い。これはうれしかったです。

無駄を省いたお部屋設計は、「洗い場確保」のためだったのでしょうか?お風呂を見たら、部屋の狭さも全部帳消しになりました!

粉末の緑茶スティックが2本ありました。

小物もよく見るとオシャレ。

とにかく黒やグレー系の小物が多い。ぴかっと光ってるのは、棚の下についていた緊急用の懐中電灯。

部屋には大きな鏡がないので、この折り畳みミラーか、洗面台でお化粧するみたいです。

あと、お部屋に電話がありません。フロントに連絡をとりたいときは各階のエレベーターのヨコに1つある電話を利用します。

これは金庫かなと思ったんですけど、引っ張ったら冷蔵庫でした。

小さめですけど、一応牛乳1リットルは立てて入りました。

独身男子は「忍たま乱太郎」見ませんよね…

外食して8時半くらいに部屋に戻ってきました。なんか、ホテルっていうより「家」っていう感じで妙に落ち着きます。

雑誌の「男の一人暮らし特集」とかに出てきそうな部屋です。(それが妙に落ち着くって言ってる私もどうかと思いますが笑)

お部屋に本がおいてあります。そういえばスタッフのおすすめの本があらかじめ置いてあるってテレビで言っていたっけ。

とりあえず1冊読もうかなぁと手に取ってベッドにゴロンとして…

23時まで絵を描きまくる娘。私が寝ている間に何があったんでしょう。

一回まばたきしたら、夜の11時!(まさかの寝落ち笑)ホテルで洋服のままベッドで寝てしまうなんて、私も初めてのことです。

ふと娘を見ると、すでにお風呂に入ってパジャマを着て、まるで締め切りに追われる漫画家よう絵を描いてました。

というか、この時点でまだ2人とも1ページも本を開いてないぞ笑。

そして私がお風呂から上がったら、今度は娘がうつぶせで別世界に行ってました。結局、その日は2人とも本を読まずに就寝。(何しに来たの笑)

ランプライトブックスホテル福岡 朝食

Eセットのクロワッサンサンド「ソーセージ」

9時。朝ごはんを食べに1Fへ。朝食は自分の部屋持っていくこともできます。カフェが結構混んでいたので部屋に持っていく人も多いかったです。

Fセットのクロワッサンサンド「トマト&モッツアレラ」

朝はホテルのお客さんがここで朝食を取るので混んでいます。(写真は夜)

ここで初めて本を読みしました。(チェックアウトまで残り30分!汗)だけど人が椅子に座ると本棚と背もたれスペースがほとんどないため、人が座っているところの本は選べませんでした。

どんな人がこのホテルを利用するのか興味があったのですが、男女ともにお一人で泊まってる方が多めでした。3~4才の子ども連れのファミリー、あとは女性の2人組など、年齢もいろいろ。

ロマンスグレーのいかにも本が好きそうな品のあるおじさまたちが印象的でした。

泊まってみた感想

徹底的に無駄を省いたホテル

アメニティは必要な分だけ、狭いスペースを有効活用、各部屋に電話はなし、そして無人チェックアウトなど、ゴミやコスト削減などをよく考えているホテルだなと思いました。

お客様へおもてなしみたいなものをホテルに期待する人には向いていませんが、本が好きで、むしろほっといてほしいくらいの人にはいいと思います。(*^_^*)

騒がしい夜もあると諦められれば◎

ホテル周辺は飲食店もあるので、夜遅くまで若者たちの声が聞こえました。わたしは「自分も学生時代はこんな風だったなぁ」と懐かしく感じましたが、気になる人はなるでしょう。場所も若者に人気エリアなので仕方ないかなと思います。

残念だったところ

実はチェックアウトの時、ちょっとした渋滞ができてしまいました。

5分前に部屋を出たのですが、8Fから降りてくるエレベーターが5Fで開くときにはもう人がいっぱいで乗ることができず、次も行かせて、その次もいっぱい。その間に5Fにも人が増えてきて・・・。3回乗れないのが続いたあと、やっと乗れましたが、まだ5階には何人もの人が待っていました。

1フロアに約15部屋あります。

どうしてこうなってしまったのかというと、エレベーターが1基しかないのもそうなんですが、ホテルの階段が使えないんです。

非常階段はあるのですが、中から自分たちでは開けられませんでした。自動で一斉にロックが外れるようなシステムだそうです。

安全のためだと思いますが、最後に下に下りるのにものすごく長い時間がかかったことが少し残念でした。エレベーターが2基あったらよかったなと思います。

お部屋はとても落ち着く

決して広くはないですが、友達の部屋にいるみたいな、不思議なリラックス効果のあるホテルでした。

到着したときは「さぁ、今日はカフェで夜通しいろいろな本を読むぞ~!」なんて思ってましたが、リラックスしすぎたのか実際は本を1ページも読まずに寝落ちしてしまいました笑。

でもこれって結構あるあるだと思うんですよ。ホテルに到着するときは移動や観光で疲れてるので、お部屋に入ると急に気が抜けて眠くなっちゃう人もいると思います。私もあともう1泊できたら本を読んだと思います!多分…笑

2022年3月31日まで開業記念スペシャルプライス(20%OFF)だそうです。

ランプライトブックスホテル福岡 基本情報・アクセス

MEMO
  • ランプライトブックスホテル福岡
  • 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目15−22
  • 電話:092-720-7711
  • 駐車場:なし
  • 無料Wi-Fi:あり
  • 公共の交通機関
    地下鉄空港線「天神駅」下車 3番出口より徒歩8分、または「赤坂駅」下車 5番出口より徒歩6分
    ※「天神駅」3番出口 利用時間 7:00~22:00
    西鉄天神大牟田線「福岡(天神)駅」下車 北口より徒歩8分

ランプライトブックスホテル福岡

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