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「星の館」に土星と木星の観察へ
場所は春日市の白水大池公園内にある「星の館」。ここでは毎週、金・土・日曜日に開館し、雲がない日は無料で星を見せてくれます。
その星の館で昨日から土星の観察イベントが行われています。(8月2日(日)まで)観察はあたりが暗くなる夜の7時半くらいから。
外には望遠鏡が3つあり、1つ目の望遠鏡では、月・木星を観察。
月は白く光るボールのように見え、木星はキラっと大きく光る星くらいの見え方です。雲が薄くかかっていましたが、木星の周りを回る4つの衛星が見えました。
2つ目の望遠鏡(写真手前)では、夏の大三角形であること座の「ベガ」を見せてもらいました。
こちらが3つ目の望遠鏡。お値段80万円だそうです。同じく夏の大三角形のはくちょう座「デネブ」が見えました。
望遠鏡だとデネブがきれいにピカーン!と光っているけど、肉眼では雲がかかっていて全く見えない。そのことがすごく不思議です。
天体ドームの中の望遠鏡。昔のフィルム写真の現像をする暗室みたい。ちなみにこの望遠鏡は3000万円だそうです!
月を見せてもらいました。本当に不思議なのですが、こんなに雲がかかっているのに、この巨大望遠鏡でみると、
こんな風に見えます。(写真のような月全体ではなく、クレーターの拡大を見せてもらいました)天気がよければ本当はもっとくっきりみえるそうです。
そして、この望遠鏡で土星を見ると、こんな風に見えました!今、土星は地球に接近しているそうです。
土星の輪がちょうどいい角度で見られました。輪の厚さは400メートルあるのですが、地球から12億キロも先にあるので、土星が真横になると輪は薄すぎて見えず、ただの丸い星にしかみえないそうです。
年配の職員の方のお話だと、昔は土星の衛星はまだ9個しかわかってなかったのが、望遠鏡が進化して現在では土星の周りを回る衛星は65個までわかっているそうです。
星座イベント(木星・土星・火星)
木星 | 7月24日(金)~26日(日) |
土星 | 7月31日(金)~8月2日(日) |
火星 | 10月6日(火)※10/6は予約制 10月9日(金)~11日(日) |
あたりが暗くなる午後7時半頃から見られるそうです。イベント時でなくても11月ごろまでは見えるそうです。
イベント詳細はこちら
感想
職員の方がみなさんとても気さくで優しくて本当に感謝でした。おかげでわたしも今日の観察で木星と土星の位置がわかるようになりました。
木星・土星は肉眼でも見えるので空を見上げたら見つけられると思います。(2020年7月31日午後8時の場所)
わたしは虫よけスプレーを忘れ、蚊にたくさん刺されて辛かったので、夏に行くときは虫よけスプレーを。
最後に、職員の方におすすめの無料星座アプリを教えてもらいました。無料の割にはなかなか良いらしいです。興味のある方はダウンロードしてみてください。
参考 App Store星座盤 参考 Google Play星座盤「星の館」の基本情報
営業日 | 営業時間 |
毎週 金・土・日 | 14:00~21:00 |
「星野館」は白水大池公園内にあります。週末のみの開館なのでご注意ください。
- 白水大池公園「星の館」
- 〒816-0842 福岡県春日市大字下白水209
- 電話:092-558-9099
- トイレ:あり
- 自動販売機:あり
- 駐車場:あり(無料)下記参照
- 公式ホームページ 白水大池公園 星の館
星の館へのアクセス
駐車場案内
駐車場は2つあります。星の館は、正面入り口駐車場の「白水大池公園駐車場」が近いです。
バス
- 南側【ちびっこ広場側】
JR博多南駅よりコミュニティバス[3上白水線]「白水大池公園ちびっこ広場前」
時刻表はこちら - 北側【星の館側】
コミュニティバス「白水大池公園噴水前」
(注意)星の館側に降りるバスは最寄りのJR駅からの発着がないため、電車でこられる時は「白水大池公園ちびっこ広場前」で下車して歩く事をおすすめします。 - 西鉄バス「松ヶ丘入口」徒歩3分
ルート・所要時間はこちら