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「昭和の町」を散歩
「昭和の町」は大分県豊後高田市(ぶんごたかだし)にあります。
前回記事に書いた宇佐神宮から車で15分ほどだったので寄ってみました。
豊後高田市の中心地であったこの商店街は、昭和30年代くらいまで栄えていたのですが、時代の波には逆らえずだんだんと元気がなくなっていきました。そこで約20年前、町おこしの一環で「昭和の町」を維持する取り組みが始まり、今ではちょっとした観光地となっています。
地図の赤い道がおすすめお散歩コースとなっています。
時代に合わせて町を近代的にするのではなく、古い部分をより際立たせていこうという逆転の発想がいいですね。
飲食店、大寅屋さん。ショーケースにカレー350円、ちゃんぽん350円、カツカレー450円とあり。
値段はディスプレイだけかと思ったら、驚くことに今でも本当にそのお値段でお料理を出しています!値段も当時のままだそうです。
創業昭和7年の電気屋さんです。ショーケースのビクターの犬なつかしい~。子どもの頃、近所の電気屋さんの軒先にあったなぁ。
よく見ると、観光客のために昔の電化製品にていねいな説明が。優しい・・。
カフェ「ブルヴァール」
こちらは当時の給食を再現したメニューがウリです。
出される食器も給食のアルミだそうです。
私の時代はすでにプラスチックでしたけど、クリーム色のプラスッチック容器もあるといいなぁ。
こちらがメニュー。ここに来る前に寄った宇佐神宮でお腹いっぱい食べてしまったことを後悔。揚げパンはお持ち帰りもあります。
道ばたにオルガンがあったり、
パチンコ台が無造作に置かれていたり。
入場無料の「昭和の町展示館」。私が行った日は閉まっていましたが、昭和時代の展示品があるそうです。
それより気になったのがこれ。「路地裏迷路」と書いてあり。気になって仕方なかったです。
「出会いの里」
小さな水路を挟んで両脇にお店があります。
飲食店、雑貨屋さん、工房などがありました。
「昆虫の館」
店内にカブトムシや蝶(標本)とかが売ってました。(カブトムシ博士・哀川翔さんの写真があり笑)
お店のお母さんの話によると、息子さんが南米?の方に行き、めずらしいカブトムシや昆虫を輸入しているのだとか。(ちゃんとライセンスをとり合法でビジネスされています)
店内に入ってびっくりしたんですが、店の半分がキャラクターグッズで埋め尽くされています笑。
特に鬼滅の刃グッズはめちゃくちゃ種類があります。
お店の方に電話して確認したところ、種類はあの時と同じではないけど、違う種類の鬼滅グッズをいっぱいそろえているそうです。
足を延ばすと哀愁あるスナックが点々としてる通りも。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のロケ地
知っている方も多いと思いますが、ここ「昭和の町」は、2017年に公開された映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のロケ地としても有名です。
映画の原作は東野圭吾さんのベストセラー小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)」です。
ここがあの雑貨店が建っていた場所です。
ロケ地を説明する看板が立ってました。地図はこちら
ここに来てわかったんですが、あの雑貨店は映画のために新しく建てたのですね。改めて、映画作りって本当に大変だしすごいなと思わされました。
映画と比べてみると確かに写ってました。
主人公の山田亮介さんが商店街を全速力で走ってたシーンは印象的でしたよね。
ジャニーズに興味がない私ですが、この映画ですっかり山田亮介ファンになりました。
撮影時は商店街の人たちみんなで一斉に電気をつけたり、消したり協力したそうです。
映画の予告編にもちょっとだけ商店街が写っています。
山下達郎さんが歌う主題歌の「REBORN」がまたいい曲ですよね。。この映画のために書き下ろした曲だったのですね。
作曲にあたり、山下達郎さんがこんなコメントを寄せていました。
映画の主題歌の仕事は、これまで何度も担当させていただきましたが、今回はその中でも一・二を争う難しい注文でした。「映画.com ニュース」より
昭和の町のテーマパーク「昭和ロマン蔵」
昭和ロマン蔵
駐車場のそばにある昭和のテーマパークです。ここをすごく楽しみにしてきたのですが、この日は閉館してました。(んも~!)
昔のおもちゃや駄菓子などが所狭しと展示されています。昭和レトロが好きな人にはたまらない空間だと思います。
入場料など詳細はホームページをご覧ください。
参考 昭和ロマン蔵豊後高田公式観光サイト昭和の町 アクセス
昭和の町 駐車場
↓昭和の町の駐車場のそばに遊具の楽しい公園があります。
【豊後高田市中央公園】子どもがめっちゃ喜ぶ!「昭和ロマン蔵」の隣↓ここから車で15分くらいです。
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